女性ホルモン増やす 方法

更年期で女性ホルモンが減少

女性ホルモンは、加齢とともに減少します。

 

38歳ごろから女性ホルモンの働きが衰えはじめますが、この時期をプレ更年期といいます。
その後、急激に分泌が減少し、閉経を迎えます。

 

閉経前5年、閉経後5年、この10年間を更年期といい、全身に大きな変化が起こります。
今まで当然のように分泌されていた女性ホルモンが減少していくことで、心身が反応し、さまざまな不調を引き起こしてしまうのです。

 

女性ホルモンは少量でも大きく女性の体に関わっているため女性ホルモンが減ることで自律神経が乱れたり、体温調整が上手くいかなかったり、体重が急に増えたり、抜け毛が増えたりと様々ま不具合が女性の体の中で起きます。

 

 

更年期治療のホルモン療法について

 

更年期期間の不快な症状を改善させるための有効な治療法がホルモン補充療法です。
急激に減少した女性ホルモンであるエストロゲンを人工的に補充する治療法で、HRTとも呼ばれています。

 

ホルモン分泌を盛んにするために生活習慣を改善するだとか、運動を行うだとか、さまざまな方法はありますが、このホルモン補充療法は即効性があり、確実な効果が期待できます。
薬ですから、副作用を心配される方も多いかと思いますが、本来自分の体にある女性ホルモンと同じ成分を外から取り入れるだけのこと。

 

きちんと、乳がん検査を受けていれば、リスクは少ないといわれています。
女医の多くが更年期の症状が出た時にHRTを選択するとか、特に心配する必要はないでしょう。

ピルで行うホルモン療法

ピルは薬局やドラッグストアで購入することはできません。
避妊目的などで使用する場合は医療機関で処方してもらうと全額自費扱いになるピルですが、ホルモン療法として服用する場合は、保険が適用されます。
ですから、個人輸入を利用して購入しようとする方もいますが婦人科や産婦人科を受診して、処方してもらいましょう。

 

流れとして、受付を済ませたら、なぜピルが必要なのか、往歴などはないか、月経の状態などについて問診票を書きます。
更年期を確認するための血液検査を行えばスムーズに事が進みます。
但し、血栓症や高血圧などの病気がある方やアレルギーの有無、喫煙者などには出せない場合もあります。

 

また、副作用についてや、服用方法など、不安や疑問がある場合は、医師に質問するようにしましょう。
問診票の作成が出来たら、血圧測定があり、カウンセリングを受けますが、避妊目的の場合は細かい検査をしないことが多く、持病がある場合や、妊娠の経験がある場合は必要に応じて検査が追加される場合があります。
カウンセリングでは、通常の月経周期を聞かれる場合がありますので、きちんと把握することをおすすめします。

 

初回受診時にかかる料金は医療機関や検査項目によっても異なりますが、初診料や投薬料込、検査費用などで5000円前後かかります。

低用量ピルの服用は太るって本当?

ピルは、ホルモンの作用を利用しているので昔から使われていたピルは、中・高用量のピルであり、ホルモンの量が多く、副作用が強く出ていました。
吐き気や浮腫みなどが主にそれです。
そのため、あまりいいイメージがないのかも知れません。

 

しかし、低用量ピルができたことによってその症状は緩和されています
それでも太るという女性には太りにくいピルとして開発されたヤスミンという低用量ピルもあるので安心してください。

 

避妊目的、月経痛の軽減、月経不順の改善、月経血量の減少など、女性には嬉しい副次効果があるとして長年処方されてきたピル
医師によって処方される薬ですから、用法・用量を守ってきちんと服用すれば安全な薬です。

 

更年期の症状は直したいけど、太るのでは?という不安からくる情報に惑わされず、医師に相談して正しい服用を行いましょう。

低用量ピルで不正出血をおこしたら?

低用量ピルは本来、不正出血や生理過多、生理不順を改善して生理周期を整えるためのお薬です。
しかし低用量ピルを服用して稀に不正出血を引き起こしてしまうことがあります。

 

原因には低用量ピルの服用の作用、クラミジアやカンジタなど何らかの性病によるもの、排卵が無く起こるもの、などがあります。
服用していることが原因の場合には飲み忘れが続いた場合や体調がすぐれない場合が原因と言うこともあります。

 

また服用から4時間以内に下剤や便秘薬などを服用することで不正出血を起こす場合もあります。こられはピルの成分が体内に吸収しにくく効果が抑制されることが原因と考えられます。

 

また、ピルの飲み始めは、体内で急激にホルモン量が増える為、不正出血を起こす場合もあります。
しかし、この場合はピルを飲み続けて行くうちに出血は徐々にとまります。
なんら原因が見つからない、でも不正出血が続くようであれば、原因をはっきりさせて改善するためにも速やかに婦人科を受診するようにしましょう。

漢方とホルモン補充療法の併用は可能か?

更年期に不調が起きた場合、全てのケースで治療が必要というわけではありません。
症状が強くて日常生活がスムーズに行えない場合、治療が必要な更年期障害だと言えます。

 

更年期障害とは、女性ホルモンの分泌が低下することによって起こる病気です。
そのため、減少したホルモンを補充するという、ホルモン補充療法が一般的な治療方法です。
また、漢方を用いた治療を行う場合も多くあります

 

では両者を併用することはできるのでしょうか?

 

もともと漢方を用いた治療を行う東洋医学は、全身機能を改善し、その調和を図るという考え方があります。
病気ではなく病人を見ることに重点をおいた治療法です。

 

それに対し西洋医学は、障害のある部位だけを集中的に改善することを目的にします。

 

両者の考えは根本的に異なりますが、それだけに両者の併用療法を行うことで、互いの作用を補い補完することが可能となります。
併用はできますが、一方の治療で十分な効果があるときは、わざわざ併用する必要はないでしょう。

 

更年期障害で心理療法が有効なタイプ

更年期障害の治療法として、ホルモン補充療法や漢方療法などが一般的ですが、そのほか心理療法も有効な治療法です。

 

心理療法は、患者さんの心理的側面に直接はたらきかけ、症状をなくしたり、軽くしたりする療法です。
この治療法が効果を示すためには、本人以外の人が客観的に捉えることができる症状がないことが絶対条件になります。
これを満たしており、なおかつ症状が多岐にわたること、不定愁訴であること、症状のわりに全身状態が悪くないこと、心因と思われる要因があること、薬やほかの治療に効果があまりないことなどに該当する場合は、心理療法の適応となります。

 

また更年期障害は、個人の性格が関与しているとも考えられています。
性格的に神経質、心配性、依存心が強い人などは、更年期になって不調が続くと、症状以上に辛くとらえてしまいがちです。
不安が続くあまり、いろんな病院を渡り歩くことも少なくないようです。
こういった性格の人は、心理療法を必要とすることが多いタイプといえるでしょう。

 

 

更年期の治療で精神安定剤を処方されることがある

更年期障害は、身体的症状だけでなく精神的症状にも悩まされます。

 

イライラや気分不安定、頭重感、不眠などが強い場合、精神安定剤が処方されることがあります。
この場合、心理的要因があって、それが身体の不調の原因になっていると解釈されるためです。

 

抗不安剤は、不安や緊張を和らげる作用がありますので、不安による動悸、発汗、手のふるえ、不眠などの症状がある場合に用いられます。
抗うつ剤は、悲哀感、喪失感などうつ傾向が強く、気力が低下している場合に用いられます。
服用後、数日から一週間ほどで効果が現れますが、これは薬を服用していることで症状が緩和しているにすぎません。

 

改善されたと思って自分勝手に薬の服用を中止してしまうと、再発するだけでなく、それまで以上に症状が酷くなる場合もあります。
薬の飲み方に関しては主治医と十分に相談してください。

 

また、精神安定剤はふらつきや脱力感などの副作用がありますので、用法容量についても主治医の指示に従うようにしましょう。